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可塑剤がブリードすると柔軟性を失うだけでなく仕上げ塗料を汚染します。
この現象は、シーリングの種類で異なり、また上塗り塗料との適正が悪い場合に起こります。
シーリング材に配合されている可塑剤（ゴム状にさせる成分）がシーリング材の中から染み出し、塗膜の表面に移行し、結果、表面がべたつき、塗膜が汚れ、接着部分が軟化して剥離などを引き起こします。
シーリングの可塑剤移行防止の専用プライマーを塗布したり、ノンブリードタイプのシーリング材を使用することも防止方法の一つです。ノンブリード品は商品名にNBとついていることが多いです。